今回は、初めて飼ったペットのお話です。







名前はあんじーです。

2011年11月1日生まれの女の子
2011年12月22日に自宅にお迎えしました。




そして、2017年4月27日に虹の橋を渡り天国へと旅立ちました。






悲しいかな…あんじーの記憶が薄れようとしている今、この場を借りてあんじーが生きた証明と今までの思いを記して残したいと思います。





●出会い


2011年12月23日。
思い立ったようにペットを飼いたい衝動駆られる。
実家でフェレットを飼っていましたが、僕が家を出た後でほぼ接することもなく、知識もなかった。
でも、飼うのはフェレットと決めていた。



某ペットショップにフェレットを見に行くと、ゲージの中にバスバレーフェレットが4匹。
店員さんに話をすると、2匹ゲージから出してもらい見せてくれました。


大きい男の子と小さな女の子。




小さな女の子があんじーでした。







ウチにきて1日目。
ほんとに、小さくて用意した子犬用のゲージの網目からすり抜けてしまうぐらいでした。
慌てて百均にネットとタイラップと買いに行ったのも覚えています。







2012年2月

お迎えから2ヶ月ほど経ち、寒さ対策で電気の保温プレートや、ハンモックに入れる毛布なども買い寒さ対策も、万全にしました。


動物を初めて飼ったのもあり、夜や遊び足りないときは中々ゲージに入らず、入ってもガタガタずっと騒いでイライラしたこともありました。
本当に知識不足でした。



このころになると、名前を『あんじー』と呼ぶとこっちに走ってきたり、振り向いたりしました。
ほんとに感動しました。

フェレットってなつくんですよね。







初めての夏。
初めてのお風呂。



お風呂の後は毛がふさふさでした。
尻尾だけボワッと逆だてて、興奮してるようでした。




あまりの暑さに、お腹周りをフローリングにペターっと冷やしてました笑











初めてペットの病院。犬猫はけっこうあるのですが、小動物はあまりなくネットで探しました。
幸いにも近くにいいお医者さんがいて助かりました。

パーカーの中に入れて自転車で行ったり、ウサギ用のリードを付けて散歩したり。
散歩したときは、近所の小学生がガン見してたのがうけました。笑






ところで、フェレットは臭いイメージありますよね？
臭い袋です。
市販されているフェレットは、虚勢済で臭い袋も取ってあります。
小さなころは少し臭いはしますが、成長につれしなくなります。








1人暮らしのペット。寂しい思いもたくさんしたよね悲
ステンレスの三段ラック(大きいやつ)を買ってきて、一階から三階まで通れる『あんじー御殿』も作りました。
ネットで色んな飼い主の情報や、気をつけること、餌、ほんとに色んな事を調べ学び、一緒に生活しました。








仕事から帰る→2時間遊ぶ→寝る→朝起こして餌やり→少し遊ぶ→仕事。

ほんとに単調な毎日だったけど、家に帰ると喜んでくれたねあんじー。











フェレットって飼い主のスタイルに合わせるとよく聞いたりします。




僕の飼いかたがよかったのか悪かったのかは、わかりません。

喋れたら聞きたかった悲










2016年ごろ。

このころになると毛並みや運動量も少し減り、歳とったかなぁって感じました。

歩くとき、後ろ足が踏ん張りが効かない？歩くときにツルツル滑る感じがあり、検診も兼ねて病院に。
特には異常なし。





それでもいつも通りに暮らし、遊び、食べてました。









2017年になると、トイレがうまくできない様になりました。


うまくできない→汚れる→掃除

ずっとそのサイクルでした。
歳だからしょうがないと思い、『あんじーには僕しかいない』と心に決めて精一杯面倒みました。







そして2017年4月26日水曜日。

いつも通り、朝起きて仕事。
トイレと、トイレ周りをリフォームしようと思い、仕事終わりにDAISOへ。

色々考えながら、パーツを購入しあんじーの待っているホームへと。



『あんじーただいまー』と声かける。
パッと見た瞬間、すぐ異常がわかりました。




ゲージに挟まってる




凄くびっくりしました。

慌てて声かけるもぐったりしていて、リフォーム用に買ってきたニッパでゲージをカットし、すぐに毛布で包み込むようにしました。






ゲージとは、その頃はウサギ用のゲージを使ってました。
当然すり抜けはできないゲージの巾です。

トイレはDAISOで売っている水切りトレー(台所用品)上が網目、下がトレーの2枚重ねを使ってました。

トイレはイタズラして動いてしまうので、トイレを固定する為にDAISOで売っている網目40×40センチをニッパ等でカットし、トイレに寸法に合わせて壁の様な感じで設置してました。


当然その網目は通れるわけもなく、今までは通るそぶりもなかった。




推測でしかないけれど、よほど具合が悪くなり突発的にすり抜けようとしたのか…。






動体半分でハマり、ずっと動けなかった状態。




それがいつなったのかもわからない。

仕事行ってすぐなのか、お昼なのか。




取り出し、様子をみるも息はしてるが歩くこともできない。



立つことも、餌にも興味も示さない。





その日の夜は一睡も出来なかった。





この時点で、もーダメだと自分でも気づいていた。













いつも、外に出たがっていたね。




3回ほど散歩に連れてってあげたね。




本来なら、自然界で生きているんだよね。









2017年4月27日



朝も様子変わらず。



タオルケットに包んだまま公園にきました。




ベンチに座ったり、公園の中をゆっくり歩いたり、話しかけても動きもせず、ジッと一点を見つめてたね。






病院のこと。行ったほーがよかったのかもしれない。



でも。短い時間でも一緒にいたかっただよあんじー。








そしてお昼に『虹の橋』を渡りました。





凄く悲しかった。


凄く泣きました。







たまたま休みの日だったんです。


看取れてよかったと言うより、あんじーが選んでくれたのかもしれません。





そしてその日に祭場へ行きました。




綺麗なダンボール。
綺麗なお花。
いつも遊んでいたおもちゃ。
大好きだったおやつ。




みんな一緒に。




祭場に一緒に行ってくれ、一緒に泣いてくれた彼女。

ほんとうにありがとう。







まだ家には、写真とおもちゃと線香があります。






まだまだ忘れることはできませんが、楽しい思い出はずっと忘れないよーにしたい。







僕が虹の橋を渡ったら、橋のところで待っててくれるかな？




もし会えたらまた一緒に遊びたいねあんじー。









最後に、1番好きなあんじーです。










最後までお付き合いいただきありがとうございました。